かんけり流 Strinova(爆破ゲーム)の常識
まえがき
この内容は随時更新されます。最新情報や追加解説は以下のDiscordチャンネルで確認できます。
勝手に入っていいです → セオリー解説ちゃんねる
はじめに
本記事は、NoVC(ボイスチャットなし)ソロランク向けに作成した、爆破モードにおける基本的なセオリー集です。
あくまで短期間で上達することを目的としており、深い戦術や全ての状況には触れていません。
また、記事内の内容は随時修正可能です。強い自覚や経験のある方はぜひ意見を出してください。
みんなで作っていくスタイルを目指しています。
前提条件
- 本記事では嫌な気持ちになるような高度な指摘は避け、基本的なセオリーまでに留めています。
- 取り上げていない要素もありますが、それは短期上達に不要と判断したためです。
- 読者層は NoVC ソロランクプレイヤーを想定しています。
推奨プレイ習慣
1. レーダー確認
- レーダーを常に意識しましょう。
- 情報が映ったら素早く認識できるようにします。
- ランクによってレーダー確認速度に大きな差が出ます。
2. ボム設置の考え方
- 残り 30秒までは設置を意識しなくても構いません。
(フェイク設置のような存在と割り切る) - 距離感を重視し、味方との連携を優先しましょう。
- ボム設置は味方全員が「設置の意思」を持たないと成立しません。
- 設置後も解除阻止のための動きが必要で、ソロかつVCなしでは困難です。
3. 感度設定(最重要)
- 800 DPI の 3〜2.6 に設定してください。
(EDPIを合わせる方法でも可) - 日本でエイムが良いプレイヤーは 800 DPI の 2〜2.3 程度です。
- 高くても 800 DPI の 3、問題なければ 800 DPI の 2 が無難です。
4. エイムトレーニング
- カスタムモードコード:
Y15KAY
- 「2号倉庫」マップで AIの難易度:超能型 × 3体 を追加。
- 的が完全ランダムに動くため、自分の動きもランダムになり、フィジカル強化に最適です。
行動メタの理解
グローバル版での防衛側メタ
海外サーバーでよく見られるのは、以下のような守り方です。
- 前目確認+削り
ミシェルなどが前目ポジションから一度確認し、HPやスキルリソースを削る。倒されない範囲で行い、その後即座に後退。 - 追加の削り
信長が軽く削りを入れ、後退。
この信長を下がらせるためには、明・マーラ・メレの Qスキル 使用が必要になる場合があります。 - 5人揃ったタイミングでリテイク開始
攻撃側の致命的なミスは、ここでボムを設置してしまうこと。4v5が成立し、ほぼ敗北確定となります。 - 緑の範囲内で攻撃有利スキルを使用
ラビーネは必ずこのタイミングで緑範囲内にスキルを放つ(投擲位置は画像参照)。
逆に②の段階でQスキルを使ってしまうと、④の決戦時に敵を倒すスキルが残らないという問題が発生します。
防衛側メタ(基本形)

具体例(コーシーCサイトの場合)
ミシェル
- 前目で一回確認して削り(倒されない範囲)。
- 即座に後退。
前目確認と後退の例
信長
- 軽く削りを入れて後退。
- この信長を下がらせるためには、
明・マーラ・メレの Qスキル 使用が必要になる場合があります。


- ④ 緑の範囲内に攻撃有利スキル・投げ物を使用
- ラビーネは必ずこのタイミングで緑範囲内にスキルを使用してください。
(具体的な投擲位置は画像参照) - よくあるもう一つの致命的なミスは、②の段階でノブナガにメレディスやラビーネのQスキルを使ってしまうことです。
- その結果、④の決戦時に敵を倒すためのスキルが残らなくなります。
- 特にヘブンから敵を退かす目的だけのスキルが多く、「倒す」目的のスキルが不足することが問題です。
- ラビーネは必ずこのタイミングで緑範囲内にスキルを使用してください。
上級者向け戦術メモ
ここからはグローバル版上位勢向けの補足です。
この守り方は相手がミスをする前提で成立しているため、相手がミスをしなかった場合はかなり不利な戦闘を強いられます。
そのため、この戦法が通用しないと判断した場合は、大陸版の守り方に切り替えるのが有効です。
最善策は、
- グローバル版の守り方
- 大陸版の守り方
この2つを状況に応じて交互に使うことです。
攻撃側が陥りやすいパターン
- ミシェルや信長が一瞬だけ顔を出すだけで、攻撃有利になるはずのスキルを大量に消耗させられる。
- Qスキルがない状態でボム設置を行う。
- 必要以上にスキルを使い過ぎてしまう。
これらは現在の攻撃側における「詰み要素」であり、初見殺しとも言える戦術です。
単純かつ簡単ですが、非常に有効で、爆破ゲーム初期段階でもよく見られる守り方です。
まとめ
- レーダー意識と距離感管理が最優先。
- ボム設置は焦らず、味方全員の意思と状況が揃った時のみ。
- 感度設定は 800 DPI / 2〜3 が基準。
- エイム練習はカスタムでのランダムAI戦が効果的。
- 防衛は引き守り+即リテイク戦術を理解しておくと有利。
このガイドを参考に、短期間でのプレイスキル向上を目指してください。
この考えが主軸にあります
爆破モードの基礎的な戦術として、以下の考え方が軸になります。
Step 1 — 敵の配置と人数確認
- 敵の基本配置例(防衛側)
- Aサイト:2人
- MID:2人
- Bサイト:1人
(例:2-2-1
、1-2-2
、2-1-2
など)
- 5人で2〜3か所の設置ポイントを守るため、必ず「1人で守っている場所」が存在する。
- 攻め側の目的は、この「1の部分」を見つけ出すか、行動で作り出すこと。
Step 2 — 大陸プッシュ
- 「1の部分」が判明したら、5人全員で固まって少人数側に突撃する。
- これにより数的有利を取り、設置やエリア確保を有利に進められる。
戦術の重要性
- この思考は爆破ゲーム全般の基礎であり、Strinovaでも同様。
- 実戦中にこれを意識しながら動くのは難しいが、繰り返しプレイすることで自然に身についていく。
- ヤドリギの種のように、小さな意識がやがて大きな成果を生む。
攻めについて
野良であまり慣れていないメンバーでプレイする場合、Midからの挟み込みが意外と安定する印象があります。
そのため、野良ではこの形を基本として教えています。
(というか、野良は自然とこの形になりやすいです)
Mid挟みが有効な理由
- 相手視点では動きが予測しにくい。
- 急に固まって進行する場面が作れ、結果として緩急が生まれる。
- 不意を突きやすく、攻撃リズムに変化を与えられる。
戦術の三すくみ
攻撃の形を「ぐー・ちょき・ぱー」に例えると理解しやすいです。
ずっと同じ手(戦術)だけを出していては勝てません。
- ぐー:大陸Push(5人全員でのラッシュ)
- ちょき:4人本体 + 1人ラーク(裏取り・別ルートからの圧)
- ぱー:Mid3人 + 2人(いわゆるウィンディ攻め)
野良では「ちょき」が最も安定しやすく、状況に応じて「ぐー」と「ぱー」を織り交ぜると良いでしょう。